約9ヶ月間リモートワークをしてみて感じた良かった事
去年の5月から完全在宅勤務のリモートワークを始めておりました。
気づけば約9ヶ月が経過していたので、ここらで一つ、リモートワークをしてみて感じた良かった事についてまとめてみたいと思います^^
ITリテラシーが上がった
オフィスに出社しないので、当然の事ながら、オンラインでのコミュニケーションが主体になり、自宅でPCを操作して仕事をこなしていきます。
詳細はコンプライアンスに触れてしまいそうなので、残念ながらお書きできないのですが、クラウドを共有して作業するということ自体が初めてだった私にはとても衝撃的でした。
こんなに便利なツールが世の中にあったなんて、、今まで私は何をしていたんだろう。。
人手不足でこれからIT化が一層進んでいく世の中で、ある程度のITリテラシーはマストだと思うので勉強できて良かったと思います。
コミュニケーションについて考える、良い機会になった
リモートワークはテキストでのコミュニケーションがメインとなります。
相手の表情や声色を感じ取る事ができません。
働き始めた頃はこの点がものすごく、歯がゆかったです。
少しでも文章がそっけないと「あれ?怒ってるの?」と不安になったり、上手に文章が旨くまとめられず歯がゆい思いをしたり。。。
ですが、これも結局は「慣れ」なんですよね。
多少文章が素っ気なくても、「忙しいのかな?」とか、「これがこの人のコミュニケーションスタイルなんだな。」とか割り切る事ができるようになりました。
対面のコミュニケーションだと、相手の表情が見えるが故に、顔色を伺って(今めっちゃ忙しそうだなとか)、思ったように発言・質問ができず想定していた物と違う完成物が上がり、「なんじゃこりゃ〜!」ということがあったのですが
「顔色を伺って、議論や質問を交わさず、なあなあに作業する事はよくない」
という基本的な事に気がつきました。対面であれば現場の空気感で、
「まぁ、だいたいこうゆう事っしょ!」と甘えて作業してしまうのですが、
リモートワークに空気感というものは存在せず、なあなあで作業すると大事故を起こすという事がよくあるので、納得・理解できるまで質問や議論を交わす事がとても重要になります。
また、文章をまとめる事にも最初は苦戦しますが、これも徐々に上達します。
対面だと伝えたい事を、一瞬で頭の中にまとめてアウトプットしなくてはいけないと思うのですが、テキストのコミュニケーションは、画面上に可視化しながらアウトプットができるので、より確実に要点を伝えられます。
結局、対面でコミュニケーションを取っていた時も、そこまで質の高いコミュニケーションを取れていなかったんじゃないか?
と考え始めるほどになりました。
大切な時に大切な人のそばにいられるようになった
実は2ヶ月ほど前に父を亡くし、母を一人にする事がとても不安だったためしばらくは実家に滞在して作業をしていました。
この時ほどリモートワークに感謝した事はありません。
リモートワークの方のブログなどを読むと家族との時間が取れると良く書かれていますが、このメリットは大きすぎますね。
もし自分が転勤などで、遠くに住んでいて、
母を一人にしなくてはいけない状況だったらと思うと胸が張り裂けそうです
今まで、いかに家族・恋人・友人をないがしろにしていたかという事にも気づかされました。
猛烈に仕事を頑張る人生も素敵ですが、自分はゆったりと、大切な人たちと楽しみながらバランスを取って生きていきたいなと思っています
今までの常識を疑うようになる
リモートワークに切り替えてから価値観が180度変わりました。
以前とやっていることの本質は変わらないのに、今までより辛くない。
自分はもしかすると本質じゃないところで苦しんでいたのかもしれない。
(通勤のための早起きだったり、苦手な上司に話しかけられたりとか)
仕事の本質ってもっとシンプルで、今までは価値を生み出すための無駄が、今までの世の中は多かったのかもしれないなーと思います。
どんどん、自由で楽しい世の中になっていくといいな。。。
私がざっと感じたリモートワークの良いところはこんなところです^^
まぁ、良いことばかりでは無いので、難しいところも近々書きたいなと思います。